毎日ポストにいろんな広告チラシが入っていませんか?
弊社かばのデザインは、ホームページ制作を中心としたWebデザイン会社ですが、ポスティング効果には肯定的ですし、何ならポスティングチラシデザイン+配布のポスティングパックも用意しているくらいです(ホームページ制作をご契約いただいたお客様限定のプランになります)。
ただしそれには、効果の見込めるチラシデザインと、効果の見込めるポスティングの両輪が上手く絡み合ってこそで、そのバランスが悪いと費用対効果が著しく低くなる可能性があります。
最近、うちのポストに投函されたチラシの中でも目に留まるものがあったのでご紹介。
今回投函されていたポスティングチラシを見て頭に浮かんだことなどを3つ書いてみます。
インターナショナルプリスクールということで、すべて英語のチラシ。その時点で日本人は全員ポイ捨てする確率がほとんど。そもそも“何のチラシかすら分からず破棄”という状態になると思います。ただ、英語教育に関心の高いご家庭の人になら刺さる可能性はあるでしょうし、そもそも英語を読める親 or 母国語が英語の親だけをターゲットにしている可能性もあるので何とも言えません。
チラシでこんな細かいQRコードは見たことがないというくらい細かいQRコード。2台のスマートフォンで試したけれど1台では読み込み不可でした。検索ワードを打ち込む必要がなく、QRコードでサクッと検索できる便利ツールで読みこめないのは、とてももったいないです。
ポストを開けたときにすぐに目に留まりました。
なぜなら、無理やりねじ込まれたかのようにクシャっと入っていたから。
ポスティングされた側の心理として、入っているチラシがクシャクシャだったら、いい印象なんて皆無です。ただでさえ、ポスティングチラシの時点でいい印象を持たれない場合も多いのに。これは広告主もある意味、被害者になるのかもしれませんね。早さ重視でポストにねじ込むようなポスティングは悪印象につながりかねない。
この広告主さんのホームページを拝見しました。よく作られているし、心の成長といった保育理念や積極的な保育展開、現場状況がよく分かり信頼性の高いスタッフの方々…すごく良い印象を受けました。3歳の子どもがいる親目線としても。それだけに、その好印象・情報量を“ポストまで届けられていない”ことは大変にもったいない…とも思いました。
効果の見込めるチラシデザインと、効果の見込めるポスティングの両輪が上手く絡み合ってこそと冒頭に書きましたが、まさにそうなんです。せっかくお金をかけてチラシデザインをして、せっかくお金をかけてポスティングするなら、“結果”につながるような宣伝をしないともったいない。
ポスティングチラシは「基本、捨てられる」というところがスタートで、そこから「手に取ってもらえる」「キープしてもらえる」「サイト誘導してもらえる」レベルまで押し上げないといけませんから。そのためには効果の見込めるデザインと、効果の見込めるポスティングは重要です。