[横浜日本大通]ハマスタ隣の新施設“THE BAYS”って!?

2017.01.21

横浜スタジアムの横にある、市指定有形文化財の旧関東財務局 横浜財務事務所 (横浜市中区日本大通34) をご存知ですか?関東財務局として利用されていて、2003年に横浜市が取得した建物です。

Googleマップの旧関東財務局 横浜財務事務所

横浜市が取得後は、芸術文化に関わる市民活動支援や、若手アーティストの創造活動支援を目的でZAIMという施設が作られ、財団法人横浜市芸術文化振興財団が運営していました。(助成金などの財源確保が厳しくなったのか)2014年に当建物の活用事業者公募が行われ、翌2015年に9社の応募の中から事業者が決定。


株式会社横浜DeNAベイスターズに。
デカっ。
そんな大手に出てこられたら勝ち目なさそうです。
ましてや真横が横浜スタジアムですから。
ハマスタを絡めて有効活用・・・と言われたら他の公募者も太刀打ちできないのでは。

THE BAYS施設概要
そして新しい建物名は、“THE BAYS”で、2017年3月オープン予定。
「横浜スポーツタウン構想」の中核施設となる基地「BASE:ベース」に加え、横浜DeNAベイスターズや横浜の象徴ともいえる「港:BAY」を掛け合わせたという。

-はまれぽ(http://hamarepo.com/story.php?page_no=0&story_id=5815

THE BAYS

横浜市が8億円かけて耐震補強・改修工事を行った後に定期建物賃貸契約(15年間・家賃260万円)を結んで引き渡し、さらにDeNAベイスターズが約1億8000万円かけて内装をいじったそう。・・・これはアラブの話ですか?

スポーツ×クリエイティブをコンセプトとして、横浜スポーツタウン構想を発展させていくことが目的とのこと。

THE BAYS フロアマップ

地下1階 フィットネススタジオ
⇒メインスタジオ(約116㎡)とサブスタジオ(約35㎡)を地下1階に整備。市民が活用できるフィットネスを実施。ほかにも、シンポジウムなどの文化イベントなどを通して、クリエイターや企業、市民が参加、交流できるスペースを目指します。
1階 カフェ・ショップ(+B)
⇒施設のエントランスである1Fには、横浜スタジアムにて展開していたライフスタイルショップ「+B(プラス・ビー)」を移転。日本大通りに面したオープンスペースや中庭スペースも活用し、市民やクリエイター、ベイスターズファンの皆様の憩いの場をつくりだします。
2階 シェアオフィス
⇒2階にはクリエイターやクリエイティブ企業が入居するシェアオフィス。ビジネスマッチングの機会創出をはじめ、マーケティングやデータの収集を通して、新たなサービスを創出します。スポーツ×クリエイティブのコンセプトを実現する拠点です。
3階 ミーティングルーム/多目的スタジオ
⇒2階に入居するクリエイターやクリエイティブ企業、また4階に入居する横浜DeNAベイスターズの職員が使用する、ミーティングルーム。約48㎡の多目的スタジオを併設し、記者会見場やプレゼンテーションスペースとしての利用も見込んでいます。
4階 横浜DeNAベイスターズオフィス
⇒横浜DeNAベイスターズの職員が使用するオフィスフロア。施設管理者が入居することで、効率的かつ効果的な施設運営が可能。

出典:THE BAYSオフィシャルサイト
https://www.baystars.co.jp/thebays/

出典:横浜DeNAベイスターズオフィシャルサイトお知らせ
https://www.baystars.co.jp/news/2017/01/0112_01.php

DeNA本体は、WELQ問題などで荒れた2016年でしたが、ハマスタ運営の株式会社横浜DeNAベイスターズはとても順調で、横浜市民としてはベイスターズの完全復活に期待しているので、“THE BAYS”も横浜公園一帯、ひいては関内&日本大通エリアの発展に向けて応援しています。2020年には横浜市庁舎移転もあるため跡地利用にも期待。


あ、、、

跡地で思い出した・・・・・新市庁舎は土地取得で168億円、竹中・西松建設共同企業体による新築工事に679億3200万円。低層部内装工事に別途30億円とのこと。アラブの話ですか?
しかもあのアイランドタワー横の川沿いって、地震による液状化が心配された場所でもあるけど本当に大丈夫なのでしょうか。ドバイみたいな新庁舎に加えてカジノ誘致が実現すれば・・・もはやアラブですね。