LINEが半期に1回行っているという、ネット利用者定点調査の2017年下期における調査結果が出ていました。スマホのみでネット利用をするという人は46%にものぼります。
僕がインターネットの世界に足を踏み入れた1997年は、ネット利用者の100%がパソコン利用者でした。20年という月日は流れをガラリと変えます。しかも20年でパソコン利用→スマホ利用に変わったのではなく、「パソコン利用→ガラケーの隆盛・衰退→スマホ利用」という、いったん大きな波の変革を挟んでます。
この調査結果で僕が驚いたのは、スマホのみでネット利用する人の数ではなく、むしろ若年層のiPhoneユーザー率の高さです。全体で言うと、iPhone58%、Android44%というiPhone優勢な割合。
しかしながら、10代と20代の割合を見てみると、それぞれiPhone利用率が7割を超えています。理由は‥‥不明です。なぜなのでしょう。少し前からiPhone率が高いとは聞いていましたが、ここまでとは。
勝手な推察。
・CMの浸透度
Androidって機種がたくさんありすぎて、CMと言っても機種のCMというよりはAndroidの紹介であって、少し抽象的な印象は前から感じがする。逆に、apple/iPhone/iOS=ひっくるめてiPhoneなので伝わりやすいのかもしれません。
・周りが持ってるから
学生の頃の集団生活では、周りの人の所持品に流されやすいのはあると思います。高校生の頃の携帯、で言うと僕の周りはみんなdocomo iモードでした。古い…。というか昔はそんな選択肢もありませんでしたけど。
・ケースの選択肢が増える
Androidは機種が多すぎるため、対応するスマホケースの数はiPhoneの方が圧倒的に多いです。そこの選択肢の多さは機種を選ぶ理由の1つになるかもしれません。
といってもスマホが登場(=iPhoneが誕生)してから10年です。次なるインターネットインフラは何が登場するのでしょうか。まだまだ出てきそうにないです。スティーブ・ジョブズもいないですしね。