[集客]ポスティングチラシに未来はあるか?!ポスティング効果が出る方法3選!

2018.02.23

ポスティングチラシに未来はあるのか、、、
結論から言うと…未来はあると思います。右肩上がりの明るい未来はないかもしれませんが、将来もなくならない集客方法の1つです。“ポスト(=郵便)”という物がなくならない限り。

ポスティングに対して良いイメージを持っていない層というのは存在します。ですが、ポストに直接届いている時点で第1段階のアプローチは出来ているわけです。そこから手に取ってもらえる→保管してもらえる、というステップアップがより重要になります。

ポスト写真

どういう業種が向いているのか

B to C(企業 → 消費者)、またはC to C(消費者 → 消費者)の業種であれば、すべての分野で向いています。飲食店(出前や店内飲食に限らず)、通販、美容室、アートギャラリー、学習塾、整骨院、ホームページ制作、ピザ、不動産、、、などなど、業種問わず、対 個人のお客様であれば効果はあります。

ただし効果の出方には差があります。
組単価の低い業種の方が戻り率は高いです。
当然のことですが、1軒5000万円の不動産物件と1枚3000円のピザなら戻り率は圧倒的にピザの方が高くなります。2万枚ずつポスティングしたとして、ピザのチラシ回収率が0.3%の場合、60件の注文で18万円の売上(組単価3,000円設定)となります。

逆に不動産の場合は、2万枚ポスティングしても5万枚ポスティングしても成約に繋がらない可能性もあります。むしろ5万枚のポスティングで成約につながれば大成功じゃないでしょうか。決まれば数千万円の売上ですから。

「ポスティング単価6円、2万枚配布、お店の組単価3,000円」と設定すると、
・@6円×2万枚+消費税=12万9,600円÷組単価3,240円=40件
つまり40件の注文が入ればペイできる計算です。
チラシデザインや印刷の必要があれば、もちろん経費金額は上がります。

どういう方法で戻り率を上げるのか

やみくもにチラシを作って配布してもあまり反響はありません。せっかくお金をかけて対策するなら、1件でも反響数を増やすための作戦が必要です。比較的簡単に出来る方法を3つ書きたいと思います。

(1)効果的なチラシデザイン

ポスト投函される広告チラシって山のようにありませんか?チラシは9割以上が捨てられるのが実情ですが、デザイン次第では毎日届くチラシの中から「お?」と思って手に取ってもらえる確率が上がります。

さらにそこから詳しく読み進めてもらい、お店に連絡するというアクションまで持ってこさせないといけません。その時に需要がなくても、手元に置いてもらえればいつか必要な時に連絡をしてくれる、というパターンもあります。かばのデザインが行った事案でも、配布から1年くらい経って連絡をいただいたこともありました。

まずはアイキャッチで関心をひき、詳細なサービス内容を分かりやすく記していくことが重要です。なかなか1発目で理想のデザインが出来ないかもしれません。かばのデザインで、ホームページ制作のポスティングを横浜市中区限定で行ったことがあります。回数は3回、部数は各回4,000枚ほどで3回ともデザインを変えました。そして、1番反響率が高かったのは3回目のデザインでした。試行錯誤をしながら時期やタイミングを見てデザイン案を変更するのも重要な要素のひとつです。
※[下図↓]3回目のかばのデザインポスティングデザイン。折り加工なので開くと詳細が書いてあります。

かばのデザインポスティングチラシvol.3

(2)チラシの紙質、大きさ、重さ

他社のチラシと区別させる、というのも一つの手です。ポストに入っているチラシは、スーパーの折り込みチラシより少し厚手で光沢のあるものを多く目にしませんか?やはりそれが一番安いんです。安く作ってより多くのポストに投函するというのも立派な作戦ですが、少しお金をかけて手に取ってもらう工夫をするのもいいかもしれません。

特徴的なもので言うと、水道工事のマグネット。これは水道会社みんなこの手法ですよね。マグネットの中で大きさを変えるくらいの差ではないでしょうか。ただ、業種的に「いま欲しい」「今週末に食べたい」といった即時的な欲求ではなく、何か起こった時に急遽需要が発生するため、サッと置いておけるマグネットに落ち着いているのだと思います。

紙で作るとなると、
(紙質)あえて光沢を抑えた紙や上質紙(厚手のコピー用紙の感じ)、色紙など
(大きさ)A4より少し小さめのA5サイズ、大判ハガキサイズ、特殊サイズなど
(重さ)一般的なチラシよりも厚手のもの

この上記3項目はこだわってもいいかもしれません。
紙の重さってあまりなじみがないと思います。スーパーの折り込みチラシは60kg~70kgの薄い紙が多く、これは印刷前の原紙サイズを1000枚積み上げた時の重さに由来します。ポスティングに多いのは90kgあたりの重さの紙です。ですので、紙を少し小さくして重さを110kg~135kgに上げるという方法は、他社チラシと差別化できるため効果的な方法のひとつです。

(3)ポスティングの配布方法

自分で配布した時に気を付けていたことは、必ず表紙が上に来るように投函することです。そしてそれ以上に重要なのは、1枚だけポスティングすることです。

どういうことかというと、2種類のチラシ(2社のチラシ)は同時投函しないことが好ましいです。下になった方はその時点で手に取ってもらえる確率が下がります。ポスティング会社でも、数社のチラシ配布を同時に行うプランと、1回につき1社しか配布しないプランがあります。後者の方が配布単価は高いですが、そのぶん反響率も高いはずです。1つ1つは小さいかもしれませんが効果的な要素を積み重ねて、手に取ってもらえる確率を少しでも上げることが、ポスティングにおいて、より反響を高める結果に繋がります。

まとめ(気を付けるべき点)

チラシデザイン会社もポスティング会社も“とにかく安いから!”という理由だけで決めてはいけません。
相場より安すぎるデザイン会社は、ただテキストと写真を配置して終わりという場合もあります。同様に、相場より安すぎるポスティング会社は、本当に配布しているか分からない場合もあります。さらに「広告チラシ入れるな!」と書いてあるポストにも平気で入れる会社もあるそうです。その場合のクレームの矛先はポスティング会社ではなく、依頼したあなたの会社です。

きちんとしたデザイン会社なら要望を聞いた上で制作→修正を重ねてくれるだろうし、きちんとしたポスティング会社なら配布したかどうかを確認する作業やクレームが入った場合の責任の所在についてきちんと対応してくれるはずです。ただし、どんなに気を付けていてもハプニングは怒り得ることは覚悟し、広告チラシ投函によるクレームのリスクを把握した上でポスティングを行うべきではあります。そういう時にこそ責任の対応をしてくれる会社を選びましょう。

チラシデザインやポスティングをお考えの方は、どこも同じと思わず諦めないで下さい!
『かばのデザイン』ならデザインから印刷、ポスティングまで行います。気軽にお問い合わせ下さい。
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