ホームページ制作会社や制作プランも重要ですが、実際に依頼する上で担当者もとても大切な要素になります。最初に問い合わせた時のオペレーター、、、というよりもむしろ見積もり・提案の時の担当者ですね。なぜなら契約から納品までのお客様と制作会社の窓口がその人になるからです。そして、担当者とのやり取りは数がとても多くなるので、その担当者がデキる人間か見極めることが重要です！

レスポンスの早さ・正確さ

ホームページ制作をする上でお客様が、疑問に思ったことや「ここをこうしたい！」「これくらいの金額にして！」と問い合わせたとします。そのことについて数日経過しても返信がなかったり、そもそも不在でその人と連絡が取れなかったり、折り返しもなかったり、、、そういうスタンスでお客様と付き合う担当者（＝会社）は失格です！

以前、うちの事務所の光回線を変える、ということでNTT代理店を名乗る会社とやり取りを進めていました。
だがしかし・・・その契約内容が代理店にとっておいしくなかったのか、連絡が途絶えがちに。

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■「いつからいつまで大阪出張なので…」→「じゃ、戻ったら必ず連絡下さい」→「はい」⇒連絡なし

■ 別の担当者が契約内容よりも高くなると割り込んでくる→「どういうことですか？」→「…その人の勘違いだと思います。確認します。」⇒連絡なし

■ 全然連絡取れず会社に電話→「〇〇さんいらっしゃいますか？」→「外出していて戻りが遅くなります。」→「戻ったら絶対連絡するように伝えて下さい。」→「分かりました」⇒連絡なし。そのまま音信不通。
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これ以外にも細かいミス多々あり。3番目なんて声と口調でハッキリ分かりましたが、本人の居留守でしたからね。担当者がこういう感じだったので、その会社自体すごく悪い印象になりました。これはもったいない。最初の打ち合わせから最後の居留守まで約3ヶ月がすべてムダに。また最初から会社探しです。

時間を無駄にしないためにも＆お客様自身が満足するためにも、要望に沿いつつクイックレスポンスを心掛けている担当者（＝そう教育している会社）を早い段階で見極めるのが重要です。

提案力

ホームページ制作の打ち合わせを進めていくと、予算の範囲内で「これもしたい、あの機能も追加したい」と増えていくことはよくあります。予算を無視したらほぼ何でも実現可能です…が、やはり予算は存在するものです。そしてどうしても、無理なものは無理という判断になることもあります。

ただしYES・NOで聞かれた時に「NOです。」とだけ答える担当者は失格です！
僕自身も心掛けていることですが、「NOです。しかし、ここをこうすることは出来ます。もしくはアレをここに持ってくることも出来ますけどいかがでしょうか。」という代替案の提案ができる担当者は、お客様の想像の外側を提案してくれるので、良きディレクターです。

例えば、最近流行にもなっている全画面表示をお客様が希望したとします(ホームページを開いたら背景画像が画面いっぱいに広がっているデザイン)。ただ、そのお客様の業種・運営方法・やりたいことを鑑みるとおススメできないとしたら、「これこれこういう理由でオススメできません」と説明し、「その代わりイベントの更新頻度を重要視されているため、“横幅いっぱいの画像かつ高さを抑えた、複数枚画像のスライド表示”なら近いイメージになると思います。」という風に参考Webサイトをお見せしながら提案します。そうするとお客様としては要望のままとはいかないものの、ただNOと断られて終えるよりも満足感高くなりませんか？

お客様の要望に沿いつつ、要望以上のものを提案することを心掛けている担当者（＝そう教育している会社）を見極めて下さい。お金を出すのはお客様ですから。この見極めは多分1回の打ち合わせですぐ判断できると思います。有象無象のホームページ制作会社が混在している時代です。制作会社の規模に関わらず、まずは担当者とコンタクトして感触をつかんでみて下さい！