ホームページに関する用語集
ホームページ制作を検討されている方に向け、よく使われるホームページの用語を解説しています。
あ行
アイコン
画像で表現された小さな記号のことです。メニューやボタン、SNSのシェアボタンなど、多くの場面で使用され、直感的な操作を促す役割があります。
アクセシビリティ
障がいのある方や高齢者など、すべての人が快適にウェブサイトを利用できるよう、配慮された設計の考え方です。
例えば、視覚障がい者の方のために、画像に代替テキストをいれたり、キーボード操作だけでサイトを移動できるようにするなどがあげられます。
アップデート
ウェブサイトの内容を最新の状態に更新することです。あたらしい情報やサービスの追加、デザインの変更などが該当します。
定期的なアップデートは、ユーザーの興味を引きつけ、ウェブサイトのパワーを維持するために重要です。
アップロード
自分のコンピューターからサーバーにファイルを転送することです。
作成したホームページのデータや画像、動画などをサーバーにアップロードすることで、インターネット上で公開することができます。
HTML
「HyperText Markup Language」の略で、ウェブサイトの構造を記述するための言語です。
見出し、段落、画像、リンクなどの要素をタグで囲み、ブラウザでどのように表示するかを指示します。
HTTPS化
ウェブサイトのアドレスの先頭に「http://」ではなく、「https://」と表示されていることがあります。
この「https」は、「Hyper Text Transfer Protocol Secure」の略で、簡単に言うとウェブサイトの通信を暗号化して安全にするということです。
- HTTP:ウェブページを表示するための基本的なプロトコルです。通信が暗号化されていません。
- HTTPS:HTTPにSSL/TLSという暗号化技術を加えたもの。通信が暗号化されているため、安全なデータのやり取りが可能です。
HTTPのサイトにアクセスすると、多くのブラウザで「このサイトは安全ではありません」という警告が表示されますが、HTTPS化することで、このような表示を防ぎ、ユーザーのストレスを減らします。
近年、ブラウザや検索エンジンによるHTTPS化への対応が進んでいるため、すべてのウェブサイトでHTTPS化は必須です。
か行
下層ページ
トップページからリンクされている、より詳細な情報が掲載されているページです。
事や商品紹介ページ、ブログや会社概要ページなど、内容はそれぞれのウェブサイトによって変わります。
カラム
ページを縦方向に分割した帯状の領域のことです。複数のカラムを並べることで、情報を整理し、視覚的にわかりやすいレイアウトを実現できます。
カルーセル(スライダー)
画像やコンテンツをスライドショー形式で表示する仕組みです。複数の商品や情報をコンパクトに紹介できます。
ループするものは「カルーセル」、ループしないものは「スライダー」と定義されることもありますが、ほとんどの場合、同じ意味で使われています。
GA4(Googleアナリティクス4)
Googleが提供するウェブサイトやアプリのアクセス解析ツールです。
従来のGoogleアナリティクスから大幅に進化し、機械学習を活用した高度な分析が可能になっており、ユーザー行動の追跡や収益の測定など、幅広い用途に利用されます。
Googleサーチコンソール
Googleが提供する、自身のウェブサイトがGoogle検索でどのように表示されているかを確認し、改善するためのツールです。
新たに追加したページをGoogleに登録したり、検索での表示状況を確認できます。
GA4がサイトに訪問したユーザーの行動を分析するのに対し、Googleサーチコンソールはユーザーがサイトに訪問する前の行動を分析します。
Googleビジネスプロフィール
Googleビジネスプロフィールは、Google検索やGoogleマップ上にビジネス情報を表示させるための無料サービスです。
店舗情報、営業時間、口コミなどを掲載することで、顧客からの検索で見つかりやすくなります。
グローバルナビゲーション
サイト内の主要なページへのリンクをまとめたナビゲーションメニューです。
ユーザーが目的のページをスムーズに見つけられるよう、わかりやすい構成にすることが大切です。
コーディング
HTML、CSS、JavaScriptなどのプログラミング言語を使って、ウェブサイトを作成することです。
ウェブサイトのデザインを、実際のコンピューター上で表示可能な形に変換する作業です。
コンバージョン
ウェブサイトの訪問者が、目標とする行動(商品購入、資料請求、問い合わせなど)を起こすことを意味します。
コンバージョン率は、ウェブサイトの成果を測るために重要な指標のひとつです。
コンテンツ
ウェブサイトに掲載される文章、画像、動画、音声などの情報全体を指します。
魅力的なコンテンツは、ユーザーの興味を引きつけ、行動を促す役割を果たします。
さ行
サーバー
ドメインが「ウェブサイトの住所」だとしたら、サーバーはインターネット上における「ウェブサイトの倉庫」のようなものです。
ウェブサイトの構成要素であるHTMLファイル、CSSファイルなどはもちろん、画像や動画など、ウェブサイトのあらゆるデータや情報が保管されています。
単にウェブサイトのデータを保管するだけでなく、ユーザーからのリクエストに基づいて、必要な情報を抽出して表示したりします。
また、不正アクセスやハッキングからウェブサイトを守るのもサーバーの役割です。
サイドバー
メインコンテンツの横や下に配置される、補助的な情報エリアのことです。
新着情報、人気記事、広告など、メインコンテンツを補完する情報を表示するのに便利です。
SEO
「Search Engine Optimization」の略で、検索エンジン最適化を意味します。
SEO対策とは、Googleなどの検索エンジンで、自社のウェブサイトをより上位に表示させるための対策です。キーワード選定、コンテンツ作成、リンク構築など、さまざまな施策があります。
CSS
「Cascading Style Sheets」の略で、ウェブサイトの見た目をデザインするための言葉です。
HTMLで作ったウェブサイトの骨組みを、CSSで飾り付けます。
CMS
「Content Management System」の略で、ウェブサイトの内容を簡単に管理できるシステムです。
専門的な知識がなくても、文章や画像の追加・変更、ページの作成・削除などが行えます。WordPressなどが代表的なCMSです。
た行
トップページ
ウェブサイトの入り口となるページです。
ユーザーにサイト全体の概要を把握してもらい、目的のページにスムーズに移動するための役割を担います。
ドメイン
サーバーが「ウェブサイトの倉庫」だとしたら、ドメインはインターネット上における「ウェブサイトの住所」のようなものと言えます。
例として、「https://kaba-design.jp」の「kaba-design.jp」の部分がドメインです。
ドメインには、「.com」「.jp」「.net」など、さまざまな種類がありますが、これらは住所でいうところの「国」や「地域」に当たります。
- .com:世界中で最も一般的なドメイン。商業目的のサイトによく使われます。
- .jp:日本国内のサイトに使われることが多いドメイン。
- .net:ネットワーク関連のサイトに使われることが多いドメイン。
ドメインを持つことは、ウェブサイトの信頼性を高め、検索エンジンからの評価向上につながります。
また、独自のメールアドレスを作成できることも大きなメリットです。
デザイン
ウェブサイトの見た目、つまり視覚的な表現を設計することです。
ユーザーの目に触れるすべての要素、例えば、レイアウト、色使い、フォント、画像などがデザインの対象となります。
な行
ノーコード
プログラミングの知識がなくても、視覚的な操作でウェブサイトを作成できるツールやプラットフォームのことです。
誰でも簡単にウェブサイトを作れるため、近年注目されています。
は行
パンくずリスト
現在表示しているページが、サイト内のどの位置にあるのかを示すナビゲーションです。
ユーザーが迷子になるのを防ぎ、サイト内の構造を把握しやすくする役割があります。
ハンバーガーメニュー
スマートフォンなどの小さな画面で、メニューを折りたたんで表示する形式です。ハンバーガーのような見た目からこのように呼ばれています。
パララックス
画面をスクロールしたときに、背景や要素が前景に対して異なる速度で動く視覚効果のことです。奥行き感や立体感を演出できます。
被リンク
ほかのウェブサイトから自分のウェブサイトへのリンクです。
被リンクが多いほど、検索エンジンからの評価が高まり、検索順位が上昇する可能性があります。
ファーストビュー
ウェブサイトを開いたときに、最初に目に入る部分のことです。
ユーザーの第一印象を大きく左右するため、とても重要な要素になります。キャッチーな見出しや高品質な画像などを配置することが一般的です。
フッター
ウェブサイトの下部に表示される部分です。
会社情報、プライバシーポリシー、お問い合わせ先など、ウェブサイトに関する基本的な情報を記載します。
ヘッダー
ウェブサイトの上部に表示される部分です。
サイトのロゴ、グローバルナビゲーション、検索窓など、サイト全体で共通の要素がまとまっています。
ま行
MEO
「Map Engine Optimization」の略で、地図検索エンジン最適化を意味します。
Googleマップなどの地図検索エンジンで、自社の店舗や施設を上位に表示させるための対策です。
メインビジュアル
ウェブサイトの顔となる、1番目立つ画像や動画のことです。
ユーザーの目に最初に飛び込む部分なので、ウェブサイトのテーマや特徴を効果的に伝える必要があります。
や行
ユーザビリティ
ユーザーがウェブサイトをどれだけ使いやすいかという指標です。
操作が簡単で、目的の情報をスムーズに見つけられるなど、ユーザーにとって快適なウェブサイトであるかどうかが重要になります。
UI(ユーザーインターフェース)
ユーザーがウェブサイトと対話するための手段、つまり、ボタン、メニュー、入力フォームなどの要素を指します。
UIがわかりやすいほど、ユーザーはストレスなくウェブサイトを利用できます。
UX(ユーザーエクスペリエンス)
ユーザーがウェブサイトを利用したときに感じる、あらゆる体験の総称です。
UIだけでなく、ウェブサイトのコンテンツ、デザイン、機能性など、あらゆる要素がUXに影響を与えます。
ら行
LP(ランディングページ)
特定の商品やサービスの購入、資料請求など、特定の目的に特化した1ページ完結型ウェブサイトのことです。
広告などからユーザーを誘導し、コンバージョンにつなげることを目的としています。
レスポンシブデザイン
さまざまなデバイス(スマートフォン、タブレット、パソコンなど)の画面サイズに合わせて、自動的にレイアウトが調整されるデザインのことです。
ユーザーは、どんなデバイスからでも快適にウェブサイトを利用できます。スマホが普及した現代においては必須のデザインです。
ロゴ
企業やブランドの顔とも呼ばれ、その組織や製品を象徴的に表すシンボルマークのことです。
ロゴマークだけを指す場合もあれば、ロゴマークとロゴタイプが組み合わさったものを指す場合もあります。
- ロゴマーク(シンボルマーク):図形やイラストで表現された部分(例:Apple、Nikeなど)。
- ロゴタイプ:企業名やブランド名を文字で表現した部分(例:コカ・コーラ、Googleなど)。
わ行
ワイヤーフレーム
ウェブサイトの骨組みとなる設計図のことです。
実際のデザインに入る前に、ページのレイアウトやコンテンツの配置などを、おおまかに決めるために作成されます。