ホームページ制作を中心に行っている“かばのデザイン”ですが、最近ロゴ制作やロゴを利用した名刺・ショップカードなどの紙系デザインのお問い合わせも多く寄せられます。今回はロゴの重要性・ロゴの制作手段について書いてみたいと思います。
数千数万の会社があり、数千数万のお店があります。その中で名刺交換したり、看板を掲げたり、ホームページを公開したり、チラシのポスティングをしたり…そういうことをしても受け手はすぐ忘れます。
ではどうやったら有象無象に埋もれずに目立たせるか。
「ロゴや店名にインパクトを持たせる」というのも大きな手段です。店名や会社名はもうすでに変えられないという方でも、ロゴならいくらでも変えられます。そしてその印象的なロゴを、いろんな場所で繰り返し使えばお客様の目に留まる確率も上がりますし、お店自体のブランドも高まります。
ロゴによるお店のブランドの価値、ロゴの浸透性はとても重要。
ブランド物のバッグにしろ車にしろスポーツウェアにしろ、LOUIS VUITTONとかNIKEとかロゴが入っていたら価値高まりますよね?無地に比べて。それはロゴがその商品の価値を表す代名詞となっているから。ロゴが商品(お店)の価値を表す代名詞となるよう、ご自分の会社(お店・商品)のロゴをブランディング化することが重要。
いくつか方法はありますが、3つに絞ってご紹介します。
相場:10万円~(商標登録あり、なしでも料金は変わります)
これが一番安心できる方法です。弊社かばのデザインのようなデザイン制作会社に依頼する場合、金額は一番かかりますが、古オーダー政策なのでその分細部まで&最後まで丁寧に対応します。ヒアリング後に、2~3案のラフ画からブラッシュアップしていく方法が主流でしょうか。
ロゴ制作後に、追加オプションで名刺や封筒、看板、ショップカードなども一気に制作依頼することも出来るので、ブランディング化を見通したロゴ制作という意味なら最適です。
相場:2万円~10万円
最近ではフリーランスのデザイナーさんが多く活動されているので、『ランサーズ』のような、クラウド式のアウトソーシングサービスも多いです。どういうものかというと、「これこれこういうお店のロゴを、この金額でお願いします!」という依頼を出すと、応募期間中に登録しているデザイナーさんがそれぞれ案を出してくれます。
メリットは、予算を自由に決めれます(募集金額が高ければその分応募数も多い)。また、例えば30件応募があれば、30人のデザイナーさんが作るので様々な角度からの感性を見ることが出来ます。サイトに登録し、募集を開始し、やり取りを行うため、その工程が面倒くさい方は、弊社でもコンペ依頼代行を行っています。どうしたら応募が増えるかなども含め代行可能です。
相場:数千円~10万円
WEB上にあるサービスで、会社名などを入力すると自動でロゴを生成してくれます。気に入ったらお金を払ってダウンロードというサービスです。多少のアレンジも可能ですし、気に入ったら購入なので一番手っ取り早く確実な方法かもしれません。
ロゴ制作費用が高い=いいロゴ、とは限りません。哀しいかな。
実際Googleのロゴは0円(創業者が考案)、NIKEのロゴは4,000円弱だったようです。ただしネット黎明期に出始めてロゴがあまり関係なく、サービス本体にとてつもない魅力があった世界的企業と比較しても意味はありません。
費用は高ければいいというものではありませんが、視認性・汎用性・展開力を考慮して作らないと効果は薄れます。ロゴ制作を考えている方は一度、ロゴの根本的な意味を考えてからご検討してみてはいかがでしょうか。