【保存版】見始めたら止まらない!オススメ海外ドラマ8選_クライムサスペンス編

2017.03.11

Amazon Primeを始めてからというもの、海外ドラマをずーーーっと見ています。日本のドラマと大きく異なるのは、有名な役者を全く使わないということ。役者の層が厚いため無名ばかりなのに上手い人が多いし、役者の知名度頼みがなく脚本勝負だから面白い。日本だと、ゲストで有名俳優が来ると「あ、この人犯人だな」と分かってしまいますよね。まぁ言ってしまえば、お金があるからできることですが…。

海外ドラマって、まず企画が通ったらパイロット版(仮の第1話)が作られるそうです。年間100件弱ものパイロット版が作られ、試験放送でオモシロイ!となればGOが出て、シーズン1(大体12話~14話)の製作が開始されます。その放送された中でもオモシロイ!となると、24話まで延長されます。なので24話までいくドラマの場合、12話13話あたりで一区切りあるそうです(元々ここがゴールなので)。

さらにそのドラマの中でもオモシロイ!となれば、シーズン2、3~~と続編が作られます。そういう意味では、企画を通過し、パイロット版を勝ち抜き、24話延長をもぎ取り、続編につながる海外ドラマはエリート中のエリートです。そんな海外ドラマの中から、しかも“クライムサスペンスのみ”という枠の中からオススメ8本を紹介します。

プリズンブレイク(2005年)

プリズンブレイク

≪あらすじ≫
無実の罪で死刑宣告を受けた兄を脱獄させるため、天才建築技師の弟マイケル・スコーフィールドは綿密な計画を立てた上で自ら罪を犯す。そして同じ刑務所に収監されるよう仕向け、脱獄に向けて動き出す。

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今までで見た海外ドラマの中で最も「早く続きが見たい!!!」と思ったのは『プリズンブレイク』です。とにかくスリリングで難関を突破していく様子がオモシロイ!こんなにわくわくしたドラマはないですね。

ただし、シーズン3以降はネタ切れ感がすごい…。やはりプリズン(刑務所)ブレイク(脱獄)したら大義名分が終わります。シーズン7まで続編決定と報じられていましたが、結局2010年にシーズン4で終了。がしかし、2017年に9話構成で新シリーズが制作されるという驚き。

1話完結の形をとれないため、製作前は長引きそうという理由で企画が流れていましたが、『24 -TWENTY FOUR-』の予想外のヒットで製作に踏み切ったそうです。ちなみに『ラッシュアワー』シリーズのブレット・ラトナーが製作として携わっています。

by カエレバ

24 -TWENTY FOUR-(2001年)

24 -TWENTY FOUR-

≪あらすじ≫
CTU(Counter Terrorist Unit)に属するジャック・バウアーが、テロリストと戦いを繰り広げる中、24時間のワンストーリーが1話につき1時間ずつリアルタイムで進行していく。

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このドラマのすごいところは、1シーズン24話という長さなのに全然間延びしないしすぐ続きが見たい!とずっと思えるところ。すべて(シーズン9まで)同じテンションで見終えた初めてのドラマでもあります。間延びしない理由は、1話1時間という緊迫感のあるリアルタイム進行と主要人物でもガンガン裏切る&バンバン死ぬ、予想外の展開が多いからだと邪推します。これ見始めたら中毒になりますよ。

好きな映画『スタンドバイミー』キーファー・サザーランドが主演なのも嬉しいところ。主人公のジャック・バウアーってドラマキャラクターの中で一番有名なのでは…?

by カエレバ

レバレッジ ~詐欺師たちの流儀(2008年)

レバレッジ ~詐欺師たちの流儀

≪あらすじ≫
勤めている会社の医療費不払いにより息子を亡くしたネイサン・フォードが、悪徳権力者から同じように酷い仕打ちを受けた人々を救うため一流詐欺師を集めて駆逐していく、1話完結型の詐欺ドラマ。

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好きな俳優が出ているので見てみようかな程度で見始めたドラマ。『ミッションインポッシブル』の原型である『スパイ大作戦』のような感じ。『オーシャンズ11』の下位互換版といいますか。息が詰まるような緊迫感あるドラマではなく、気楽に見れます。

by カエレバ

NUMBERS 天才数学者の事件ファイル(2005年)

NUMBERS 天才数学者の事件ファイル

≪あらすじ≫
「世の中すべての物は数字で出来ている」と公言する天才数学者のチャーリー・エプス。兄であるFBI特別捜査官と共に、数学を応用しながら事件を解決していく、1話完結型の刑事ドラマ。

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「捜査官+特殊能力を持つ相棒」がセットで事件を解決していくものが多い中、“数学”であらゆるものを解いていくというあまり類を見ない設定が面白い。複数の数学者が監修に入っていて、ドラマに出てくる数学や方程式はすべて正確なものらしく、「こんな計算まで数学で出来るの?」という驚きは新鮮。

日本のドラマ『GTO』で初めて窪塚洋介を見た時と同じ感想ですが、シーズン1の11話に出てきた(僕の中では無名の)役者さんを見た瞬間「え、この人の雰囲気すごい…」と感じました。他の人にはない独特な雰囲気。それがのちに映画主演したり賞を獲ったりして有名になったジョゼフ・ゴードン=レヴィット。やっぱすごい人は端役でも素人が見ても分かるくらいオーラあるんですね、というお話。

by カエレバ

ライ・トゥ・ミー 嘘は真実を語る(2009年)

ライ・トゥ・ミー 嘘は真実を語る

≪あらすじ≫
精神行動分析学者であるカル・ライトマンが、「微表情」と呼ばれる一瞬の表情や仕草から嘘を見破ることで、犯罪やトラブルを解決する姿を描く、1話完結型のドラマ。

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『パルプ・フィクション』等で有名なティム・ロスがドラマに出るんだ!ということで見てみました。設定も面白く、実在の精神行動分析学者をモデルに、容疑者が嘘をついているかどうかを表情・仕草から読み取るというもの。シーズン1では、「何故この表情が嘘なのか」とか「これはこういう意味」などの解説が入っていたのに、シーズン2以降はその部分が少なくなっているのが少し残念。

by カエレバ

メンタリスト(2008年)

メンタリスト

≪あらすじ≫
連続殺人犯レッドジョンを挑発したことで妻と娘を殺された霊能者パトリック・ジェーン。犯人を追うためにCBI(カリフォルニア州捜査局)のコンサルタントとなり、心理学や観察眼、推理力を駆使しながら事件を解決していく、1話完結型の刑事ドラマ。

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日本でも流行したDaiGoのメンタリスト。人の表情や仕草を読み取ったり、人間心理を操って誘導する能力を刑事捜査に応用した「捜査官+特殊能力を持つ相棒」もの。人を巧みに操るという部分は異なりますが、表情や仕草から読み取るという点で、『ライ・トゥ・ミー 嘘は真実を語る』に似ています。『メンタリスト』は殺人犯レッドジョンを追うという暗くて緊迫感のある裏主題がありますが、基本的には緩くてポップな展開なので、ボーっと見てられます(笑)。

主人公とコンビを組む捜査官のテレサ・リズボンは、『プリズンブレイク』でも重要な役どころでした。途中参加ではなく、最初から主要キャストとしてメガヒットしたドラマに2本出るって、なかなかすごいんです。

by カエレバ

ホワイトカラー(2009年)

ホワイトカラー

≪あらすじ≫
収監中の天才詐欺師ニール・キャフリーは刑期の代わりに捜査協力するという条件で、FBI知的犯罪捜査にコンサルタントとして加わる。自由を制限されながらも詐欺師の経験を活かしながら事件を解決する姿を描く、1話完結型の刑事ドラマ。

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「捜査官+特殊能力を持つ相棒」もの。捜査協力しながら裏でちょこちょこ詐欺を働いたりするのが「もうやめておけ!」とイライラします(笑)。そして最後には相棒のFBI捜査官に必ずバレます…。FBI捜査官がいい人過ぎる!
シーズン6途中の6話で終了となりますが、続編が多くてエピソードも長い海外ドラマにおいてなかなかいい終わり方&後味なのは印象的。モジーのキャラ、好きですね。

by カエレバ

名探偵ポワロ(1989年)

名探偵ポワロ

≪あらすじ≫
アガサ・クリスティ原作。名探偵エルキュール・ポワロが殺人事件に捜査協力して事件を解決していく、1話完結型のドラマ。

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一気に時代が古くなります。「大人になってクライムサスペンス好きになったよなぁ」と思っていましたが、実は小さい頃からよく見ていたのに気付きました。小さい頃は、この『名探偵ポワロ』に加え『シャーロック・ホームズ』、『ジェシカおばさんの事件簿』、『刑事コロンボ』、『スパイ大作戦』などめちゃくちゃ海外ドラマ見てましたw。その中でもチョビ髭の風貌で、おっちょこちょいのヘイスティングスを従えて事件解決していく様はとても面白いです。昔のドラマの雰囲気と紳士然とした風貌と、街を歩く時の革靴の音と、馬車の音と、ステッキの音・・・いいですよねぇ。

by カエレバ

個人的には、爆発的な面白さで言うと『プリズンブレイク』のシーズン1、すべてのシーズンの平均的な面白さで言うと『24 -TWENTY FOUR-』ですね。王道じゃねぇか、というツッコミはなし。

アメリカ海外ドラマの歴代視聴率ランキング1位に君臨するのは、ジョージ・クルーニーの出世作となった『ER緊急救命室』ですが、日本もアメリカも医療ものと刑事ものって人気なんですね。他にも、科学捜査版の活躍を描く『CSI:科学捜査班』や、被害者の骨から事件解決を導く『BONES』などなど、面白い海外ドラマは他にも山積みです。

最近Amazon PrimeHuluで海外ドラマが大量に配信されています。DVDを借りに行って、観て、「あ!いいとこで終わった!次も早く観たい!」と思って、返しに行って、返却期限が過ぎて・・・なんてことが一切ないのでおすすめです。電車での移動中にも観れますし♪

回し者ではないです。